![reflection and refraction](Electromagnetics2mage1.gif)
マクスウェル方程式に関して議論し、いくつかの種類の媒質中で、光波の伝搬、屈折、反射に関して議論していくことにする
まずは非吸収・均質等方媒質中の光波に関しての説明を行う
非吸収・均質等方媒質中の光波
スネルの法則(Snell's law)
![](iElectromagnetic2mage3.jpg)
平面波として電磁場の伝搬を考えた際に、一般的に以下のように表現できる。
![](imaElectromagneticsbge3.jpg)
上記のように境界面xyにおいては、位置ベクトルrのz成分は0であるので、入射光は、
![](imaElectromagneticsbge41.jpg)
となる。反射光は(i)⇒(r)に変更すればよい、透過光に関しては、
![](imaElectromagneticsbge51.jpg)
であらわされる。ここで、ここで、v1、v2は媒質1と媒質2中を伝搬する光波の位相速度である。
境界面において、三つの並みの位相は連続であるので、以下の式が成立する。
![](imElectromagnetic2aage71.jpg)
しかも、この式は境界面上のx、y任意の点で成立するため、x、yの係数がそれぞれ独立に等しいとして、
![](imagElectromagnetic2ae91.jpg)
入射面をxz平面にとるとsy(i)=0であるので、反射光と透過光のsのy成分すべてが0となる。
よって、sx成分を角度θを用いて整理しなおすと、
![](imaElectromagnetic2age101.jpg)
上式から、
![](imagElectromagnetic2ae111.jpg)
入射光と反射光が境界面に対して等しい角度となることを示す。このことを反射の法則と呼ぶ
さらに、入射光と透過光に関しては
![](iElectromagnetic2amage131.jpg)
の関係が成立する。上式を屈折の法則、もしくはスネルの法則という。