まずは、BroadBand光源としての分類に関してしておく、
下図に記載した光源たちが主な光源であるが
光源の種類として
@PCF(photonics crystal fiber:フォトニクスクリスタルファイバ)を用いた白色光源
A白熱ランプ
BASE(amplified spontaneous emission) source
Csemiconductor broadband emitter
-LED (light emitting diode) & SLD (super luminescent diode)
-QCL (Broadband intersub-band Quantum Cascade Laser)
があげられる。
ここで紹介するのはそのうちのCのSLD(super luminescent diode)に関してである。
ではSLDとは何かに関して簡単ながら説明すると、
@LD:Laser Diodeのように高い出力強度と輝度をもっていながら
ALED:Light emitting diodeのようにブロードなスペクトラムを持ち合わせている
光源である。
このような特性は半導体レーザ材料の高い光学利得とそのブロードな(広帯域な)スペクトラムのおかげである。
理想的なSLDは半導体レーザの片方の端面の反射率を0にして光学的なフィートバックをなくしたものである。
そのため、レーザ発振が起こらず発光現象だけが起こっている状態である。
下図からいくつかのSLDの特性を見てみよう