はエネルギーが最小になるように決定されるので、を計算すればよい。
を定義すれば
これはつまり、
;トランスファー積分
;重なり積分
はの軌道エネルギー。
graphiteの二次元逆格子空間のエネルギーダイヤグラム。上半分が伝導帯、下半分が価電子帯になっており、逆格子空間上の点でこれら二つは接しているので、
ゼロギャップ半導体と呼ばれている。
以上でカーボンナノチューブを学ぶ上での下積みはすんだ。