Carbon Nano Tube
CNT 光選択則



CNTの光選択則に関してこれから述べていく。


吸収係数

                      

          F ;  光学遷移の強さを表す。 振動子強度。
          J ;  結合状態密度
             (運動エネルギーと運動量保存則を満たす始状態と終状態の組が
                      単位エネルギーあたりにどのくらい存在するかを表す量)


   とりわけ振動子強度は以下のように表現できる。
                       
   
   このように最初と最後の量子状態に双極子モーメントを作用させたものの値があるかどうかで光学遷移があるかどうかを判断できる





次にカーボンナノチューブの偏光依存性に関して述べる。
     


チューブの軸に垂直な偏光を入れてみると  




チューブの軸に平行な偏光をいれてみると

今までの議論を Energy Band Structureで簡単にまとめると